高クオリティなのに、世に広まっていない「アニメ」3選
私はアニメ業界を詳しいわけでもなければ、観た数も記憶をたどって数えられる程度しかありません。
趣味などの自由にできる時間があったとしても、アニメ視聴に充てる時間はほとんどなく、アニメ好きと言えるほどの知識もなければ、観ているものにも偏りがあります。
ですから、これは個人の好みという前提でのご紹介であり、何かランキング等に影響されたものでもなければ、観てもいないものをご紹介するようなこともありません。
近年では漫画掲載などを基として話題になり、そこからそのままの勢いでアニメ化され「大ヒット」していく「鬼滅の刃」や「SPY×FAMILY」などがありますが、それらは特にアニメに興味がない人達にでもコラボ商品や広告などで、何となく伝わって知られているものです。
しかし、私の視聴したアニメの中には「ナゼこのクオリティで、この作品の存在を全く知らなかったし、知る機会もなかったのだろう…」という出会いも。
もしかしたら、今回紹介するアニメ自体がその当時、何か別の大きな話題やニュースにかき消され、タイミング悪く周知される機会を逃してしまったのかもしれません。
が、このまま一般の人達(ここでは普段アニメを観ない人達という意味合いです)に視聴されずに埋もれていくだけではあまりにももったいないと思うアニメを、3つほど紹介。
それと推測にすぎませんが、これらの作品が社会現象になるほどにならなかった理由の1つとして、基本的には何でも放送できた昔と違い、「暴力」や「性的」シーンなど含まれる場合は「年齢制限」のあるエピソードもあり、放送時間や放送場所に制限がかかるという事(周知される機会が減る)もあると思います。
わたし個人の都合で言えば、2011年頃からコロナ騒動になる2019年頃は、自分の身の回りの環境変化が激しくて、アニメにはほとんど触れる余裕がなかった(昔ながらの幼児向けアニメは、意に反して観ていましたが…)ので、そもそもこの頃に放送されていた作品は、私自身が知る余地もなかったのかもしれません。
個人的な意見なのをご理解願います
前段でも触れていますが、アニメを知り尽くしたわけでもなければ、観ている数も知れた上に、偏りもあります(特にスポーツ系は、ほぼ観ないです)。
もしかしたら、今回紹介する作品も単純に私が知らなかっただけで、制作当時は世間にはそれなりに知れて話題になっていたのかもしれません。
勝手にアニメを評価したり、意見を申していますが、完全に個人の感想であり、作品に対してケチをつけるつもりはありません。
ここの記事にたどり着いた方で、これらのアニメに興味を持ち、更には視聴まで至った場合は意見を参考にして、注意をして観ていただければ、「内容を理解しやすいかな?」との想いからです。
1「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」
Ⓒ大森藤ノ/SBクリエイティブ・ダンまち製作委員会
映像 | 展開 | 伏線 | キャラ | 楽曲 | |
評価 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
この作品は「ダンまち」と略されていますので、知りたい情報があれば、検索も「ダンまち」と入力すれば情報がたくさん出ます。
シーズン(シリーズ)が既に「4」を迎えていて、今秋に次期作の「5」までも放送予定であることから、もともとアニメ好きには人気ある作品です。
何か気になる点があるとすれば、「題名」でしょうか?
実際は冒険系のアニメなのですが、題名から物語の様子は想像しづらく、「男女の出会い系の恋愛アニメ?」と、勘違いしてしまいそうです。
しかし、登場キャラが多い割にはキャラ個性がしっかりしていて、仲間もゆっくり増えていくので、内容理解もしやすいのが特徴。
その側面から見れば、人との出会いを丁寧に描いているので「出会いを求める…」と言う題名も、あながち間違いではないのかもしれません。
シーズン(シリーズ)「1」では、まだ駆け出しの冒険家である主人公が、ピンチになると助けてもらってばかりいるのですが、ただ都合よく助っ人がその場に現れているわけではなく、「ソード・オラトリア(外伝)」として、そこに登場する理由を別物語で描かれているほど手が込んでいます。
2「Re:CREATОRS」
Ⓒ広江礼威/アニプレックス・小学館・ABCアニメーション
映像 | 展開 | 伏線 | キャラ | 楽曲 | |
評価 | ◎ | ◎ | ◎ | ー | ◎ |
㊟評価の「ー」は、◎意外という意味ですが、それ以上を評価するのはおこがましいと思い、その様な表記にしています。
アニメーションが細部まで描かれてキレイであり、主題歌との相性が良くオープニングテーマが好きですね。
気になるところは、気を張って観ていないと、キャラ設定(役割)が少しわかりづらいです。
初期段階で、「どれが仲間で、敵で、中立なのか?」を、作中の登場人物「メテオラ」の解説を聞き逃すと、状況があやふやになり路頭に迷います。
それと、物語で重要な登場人物でもある女子高生風?のキャラ「築城院真鑒」がいるのですが、「女装したおじさん」に見えてしまい、声とのギャップを感じ、なかなかセリフが情報としてこちらに入ってこないのが困りました。
視聴にあたり、その辺を気にかけていただけたら、とても楽しめる作品だと思います。
3「Re:ゼロから始める異世界生活」
Ⓒ長月達平/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
映像 | 展開 | 伏線 | キャラ | 楽曲 | |
評価 | ◎ | ー | ◎ | ◎ | ◎ |
㊟評価の「ー」は、◎意外という意味ですが、それ以上を評価するのはおこがましいと思い、その様な表記にしています。
この作品は「リゼロ」と略されていますので、検索も「リゼロ」と入力したら色々出てきます。
この作品もシリーズ化していて、シーズン「3」が今秋から放送予定です。
主人公に問題が起こるたび人生をやり直していく内容なので、あまり気持ちのいい(スッキリする)展開の仕方ではないかもしれません(好き嫌いが分かれてしまう内容かも…)。
しかし、同時に「どうすればこの局面を切り抜けられるのか?」を必死に模索する姿は、作品にのめり込んでしまう要素でもあります。
危機迫る状況で、重要な選択をしながらストーリーが進んでいく中、女の子の登場キャラは「癒し系が多い?」のも特徴です。
まとめ
しつこく言いますが、わたしはアニメに詳しいわけでもなければ、「Primevideo」などで表示される「おすすめ作品」などから、たまたま作品を知って観ているだけです。
もしかしたら、世の中には他にもっと素晴らしい作品は多く存在しているのかもしれません。
ですが、自分以外の人が普段はアニメは観ないけれど、もし興味が湧いた場合には「これなら紹介できるな…」といった作品を紹介しているまでです。
前記事でも書きましたが、アニメはエンタメとして「コスパ・タイパ」に優れ、人生の「名言・格言」も飛び出し、何より前を向いて生きるためのメッセージも多く込められています。
難しい自己啓発本なんて読まなくても、楽しんでアニメを観て、単刀直入で心に響くメッセージもあるのです。
アニメ視聴チャンネルでトップページを観ているだけでも、本当に多くの作品があってその数にも驚かされます。
エピソード1をちょっと観て、「ん、イマイチだな…」と思うことだってたまにはありますし、アニメーション自体も好きな「タッチというか…作風というか…」もあります。
そのような選択もチャンネル内で「コスパ・タイパ」良く「スパッ」と切り捨てて次に切り替えられるのもアニメの良さです。
期待いっぱいで映画館へ行き、「あれっ…思ったのと違ったな…でも途中で観るの止めたらお金もったいないし…」なんて迷いも必要ありません。
いろいろ優れた点が、アニメには多いのです。
強要はしませんが、お勧めはします。