これも「超簡単」シリーズ
実際にやってみたら、とっても簡単だった…
となる「愛車」メンテの第2弾目は、タイヤのエアチェックです。
ひと昔前は、フルサービス(給油を従業員がしてくれる)のガソリンスタンドが当然でしたが、近年はセルフサービス(給油を自分でする)のガソリンスタンドが増え、ガソリンスタンド自体、減少している傾向にあります。
フルサービスの時は従業員数もそれなりにいましたので、「エアチェック」を頼むことに抵抗が無かったのですが、セルフサービスになり従業員も監視員程度しかいないことも多く「なかなか頼みづらい」雰囲気ですね。
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「頼みづらい空気」
「自分でどうぞ」とばかりに、エアタンク(エアチェック用)を準備してくれているガソリンスタンドもあります。
使い方がわからなければ、聞けば教えてくれるでしょう。
困るのは、洗車機近くなどにある設置型のエアチェック機。
これは、野ざらしで置いてあるので壊れていることがあり、数値がいい加減になっていたりして、調整が困難になり困ります。
「エアチェック」が必要な理由
まず大前提ですが、「車」と言う乗り物は、タイヤ4本でしか地面と接地していません。
どこかのタイヤの空気圧がおかしければ、車の走行時のバランスが崩れてしまいます。
燃費やタイヤの摩耗(すり減り具合)にも影響を与え、思いがけない故障にもつながってしまう事もあるのです。
そのため、どの車にも「適正空気圧」というものが存在してます。
車やタイヤ自体の安全性や品質を保つためです。
「適正空気圧」は、運転席のドアを開けた扉の内側の部分に記載されています。
車によって指定は違いますが、だいたい2.2~2.5kPa(キロパスカル)が多いですね。
使用環境や走行距離などでも差は出ますが、例えば2.5kPaで合わせておいたとしても、1ヶ月くらい経過すると少しずつ(0.1くらいずつ)減り始めることもあります(必ずではありませんし、普段車に乗る機会が少ない方が減りやすいです)。
例えば、入院などで車に乗らず(乗れず)数週間~数か月ほったらかしになってしまえば、見た目でタイヤがつぶれている感じになり、空気が抜けたとわかるでしょう…
チェックのタイミング
エアチェックは、1ヶ月に1回くらいできれば理想ですが、最低でも2か月に1回くらいはした方が良いと思います。
これは、「いつどうなって、どうなる。」という事が、はっきりと断言できないからです。
予防策として取っていく感じですね…
自分ではありませんが、知人で、タイヤの関してほったらかしで何もせず「気が付いたらエアが抜けたのがきっかけで、パンクしてました…」という事態も見かけています。
無料で(自分で)できるエアチェックを怠っただけで、何千円も払って修理したり交換するのは悲しいですよね…
注意点
タイヤの中に入れるものとして、「空気」の他に「窒素」というものが存在します。
「窒素」を入れるのは絶対的にお勧めしません。
基本的に「空気」なのですが、「抜けにくく、メンテが楽なので…」と、やたら「窒素」を勧めてくるお店があります。
これは、「空気」と「窒素」は混ぜることが出来ない為、「また入れに来てくださいね…」と言わんばかりに「次回の来店を促す」口実に使われるのです。
お勧めしない理由は、
①私の経験上そこまで「空気」も「窒素」も極端に変わらない(減りにくい期間)。
②混ぜて入れられないのに、「窒素」を扱っているお店が極端に少ない。
③「窒素」が有料の事がある。
まとめ
タイヤのエアチェックは、いつも通っているガソリンスタンドやお店で気軽に頼める環境であれば、ぜひお願いしてください。
そうでなければ、自分でチェック道具(エアタンク)を貸出してくれるガソリンスタンド等に出向く。
それも出来そうにないなら、ホームセンターなどで簡易型のエアチェック装置が3,000円程度で購入できるので、それを使ってチェックするなどの方法もあります。
車検やオイル交換などの、メンテついでにお願いしてしまうのも「アリ」でしょう。
とにかく「ほったらかし」・「無関心」が一番危険です。
「簡単」な「愛車」メンテで、車(今回はタイヤ)を大事に長く乗っていきましょう。
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